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夢をかなえるゾウ [読んだ本、買った本]

月曜日の検査の待ち時間の間、「夢をかなえるゾウ」という本を読んだ。


夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ

  • 作者: 水野敬也
  • 出版社/メーカー: 飛鳥新社
  • 発売日: 2007/08/11
  • メディア: 単行本



書いてあったことは、「あっ、ここは、YELLOW HATの鍵山秀三郎相談役の」
「ここは、APPLE関係のホームページで読んだことのある話」
「これは、かなり知られた言葉」(天上天下、唯我独尊)というように、ほとんどが既知の内容だった。

しかし、この本がすごいなぁと思ったのは、著者の他の本と同様?に
「難しいことを、笑いを取りながら、受け手の読者が、わかりやすい、簡単に思えるように書いてあること」
難しい単語を使わないというハリウッドの映画もそうだし、
難解な裁判用語をできるだけわかりやすい言葉にという裁判員制度もそうかも知れないけれど、
相手にわかってもらう、理解してもらう、というのが大事やというのが、
最近の隠れたキーワード、考え方にあるのかも。

まず、壁を低くするために、使ったのが、大阪弁やないかなぁ。
それに、今の時代背景を考えたり、師匠が、”あんみつ”で、めっちゃ、喜んだり、
富士急ハイランドの人気アトラクションのうち、ひとつに乗り忘れたことで残念がったりする
キャラクターに設定したこと。
ほとんどの人にとって、自分の周りにいる、ありふれた人と同じような設定。
しかも、自分やったら、そこまで、あほちゃうで。と思ってしまうぐらいのキャラ。

そういうキャラ設定である神様、ガネーシャが、今までの本だったら、
自分より偉い、上?だと思ってしまい、
「そら、あんたはえらいから、できるんや。」と思ってしまうような
危険?を、防いでいるような。

自分より下だと思っている人が、自分より上のことをしたら、
「あかん、負けたない。」という感情を持つのは、いたって自然だし。
弟や妹が、自分より、ある分野で上になってしまうと、その分野では、
やる気がなくなってしまうのは、よくあることやし。

というようなことを考えながら、読み終えたのでありました。
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