値切りの記憶 [昔の記憶]
高校時代に、カセットデッキを買った。PIONEERのCT-9という機種。
既に落語好きだった私は、「ないもん買い」を応用してしまった。
自宅から、バスで20分程度の阪神電車御影駅にあった星電社と長崎屋で、値切り作戦開始。
まず、両方の価格を調査。高い方の店に行って、「これ、欲しいんやけど、安なりません?向こうは、○○○○○円やったんやけど。」
店員が電卓をはじいて、相手の店よりも少し安くなった。「ちょっと考えて来ますわ。」
で、もう一方の店に行って、「向こうは、△△△△△円にしてくれたんやけど。」
結局、表示価格よりも、数万円安く買うことができた。
その時に知ったことは、仕入れ値が定価の6割ぐらいで、責任者でも、これ以上安くできない価格があること。当時のヤマハのオーディオ機器は、仕入れ値が定価の7割だったか、8割だったかで、とにかく、他のメーカーよりも、値引きできないことなど。
そのおかげで、後日、ヤマハのチューナーを買った時は、ムダな価格交渉をしなくて済んだ記憶が。
けど、18歳ぐらいで、そこまでやるのは、いなかったなぁ。
たぶん、買ったのは1970年代。今から、30年前後前か。
懐かしい思い出でした。(^_^)ゞ
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