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泰羅雅登教授「脳が育ち脳が学ぶ〜親子で楽しく脳力を伸ばそう〜」講演会3 [教育]

【どうすれば、勉強が好きにできますか?】
とにかく、ほめる。
ほめられると、うれしい。
やった!できた! 満足感を持ってもらうこと。
脳の図を表示されて。
は虫類の脳:生きている、生きていくための脳
旧哺乳類の脳:たくましく、情動脳
新哺乳類の脳:うまく、よく 生きていくための脳。
ひとつ古い脳、つまり、根源的な脳への働きかけが有効

(本能には、どうしても負けるというか、確かに、人間も生物なのだから、
 その部分に関わる働きかけをすれば、良いような感じはする。
 だから、人間は感情の生き物だからというのが言われるのかも。
 だけど、新哺乳類の脳が発達しているならば、その部分だけで良いような気もするけどなぁ。
 あっ、そう言えば、コンピューターも、古い部分を引きずらざるを得ないと
 使い勝手、ユーザーインターフェイスが、なんかなぁと思えることがあるから、
 そういう古い部分から、離れられないのかも。)

敵に出会うというのは、いやな思い出。
生きていくためには、その場所に行かないようにしよう。
つまり、しかるというのは、いやな思い出。
ただし、しつけとして、やってはいけないことは教えなければならない。
反対に、そこに行くと生きていける。そういう時には、まわりから、ほめられる。
ほめる、やった、できた!
勉強をうまくさせるには、やる気を持たせること。
ただ、やる気を持たせるには、テクニックが必要。

(自分が、他人からほめられる時のことを考えると、他人をほめるというのが
 とても難しいことは、とてもよくわかる。
 ほめる対象が子どもであれば、前頭前野が発達していないから、その分、
 本能の部分が強いのかも知れないけれど、ほめるのは、とても難しいような気がする。
 で、私が子どもを、ほめる時は、自分が子どもだった時に、
 どうだったかを思い出して、ほめるようにしているような。その対象の子が、
 半分、うそでほめられているなぁと一瞬、思ったとしても、「あれっ、この、おっさん、
 ほんまに、そう、思てんのかなぁ。あれだけの表情をしながら、他の人にも、
 言うとるし。この、おっさん、あほちゃうか。これぐらいのことで、誉めるか。
 いや、でも、もしかして、このおっさんには、ほんまに、ビックリするぐらいのこと
 かも知れへんのかなぁ。あれっ、まだ、ほめとる・・・・・。)

岐阜県での学習療法の状況を映したビデオ放映。
一人ひとりにあわせた学習課題をすることで、自力学習が可能になっている。
満点主義を徹底する。スラスラ、無理なくできるようにする。
毎日、短時間集中。継続学習の工夫が必要。
そして、大事なのは、ほめる、認める。コミュニケーションの確保。
ヒトには、学びの遺伝子がある。(言語の遺伝子が見つかっている。)
ヒトは、本来、学ぶ動物。
学びの遺伝子のスイッチを入れることができれば良い。
それは、「やった、できた。達成感。」

ほめるのに必要なのは、よく観察をして、ほんのちょっとした変化を見つけ、
その点をほめること。
よく見て、記録をつけることも有効。相手がよく見えてくる。

(ほめるということで、記録をつけるのは有効だけど、やっぱり記録はしんどい。
 で、他人の力を使うのが簡単なのかも知れない。自分が子どもだった時、
 久しぶりに会う人からは、ほめられることが多かったような気がする。
 なにしろ、その人の記憶に残っているのは、前に会った時の状態。
 いつも会っていると変化は気づかないけれど、久しぶりに会えば、
 前の記憶と比較しての変化は、大きい。
 「えらい、大きいになって。前は、○○やったのに。すごいねぇ」とか
 言われると、悪い気はしない。その○○のところに、自分ではほめにくいところを
 言ってもらえれば良い。例えば、自転車に乗れなかったのに、乗れるように
 なったんやねぇ。交通ルールも守って。とか言われると、より交通ルールを
 守って、自転車に乗ろうとするし。前は、たし算やってたのに、九九ができる
 ようになったんやね。えらい早く言えるようになったね。とか言われたら・・・。)

【教えるコツは?】
簡単なものから、難しいものへ。
各ステップは、くり返し学習すること。
トライ アンド エラー。
全部は教えない。ちょっとだけ手助けする。タイミング。
やさしい問題へ逆戻りすることも効果的。
「ちょうど良いところ」を探すことが必要。
大事なのは、心地よい気分にさせること。

(なんか、勉強というよりも、スポーツの世界と同じような感じ。
 全く逆上がりができないというような子どもが、
 「あなたは小学生高学年だから、逆上がりができて当たり前。」
 と言われたら、たぶん、完璧に拒否して、反抗するだけ。
 鉄棒なんかには、近寄らない。
 だけど、単にぶら下がるだけなら、本能的にできそうなのに、
 その段階から、ほめられながら、「えらい長い間、ぶら下がれるなぁ」
 前回りできるとちゃう? おっ、すごいやん。
 もちろん、そう言っている人は、けがをしないように、注意しているのだけど、
 本人には、そんな気遣いなど、悟らせないようにして、ステップを
 くり返しながら、レベルアップしていけば、ある程度までは、上達する。
 それと同じようなものかも知れないなぁ。)


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