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儲けていると言うタクシーの運転手さんの話

先日、神戸で飲んで遅くなってしまいタクシーで帰った。
タクシー代は1万円。
乗ってすぐに、タクシーの運転手さんが自慢げに見せたのが、手書きの1ヶ月の売上表。
行に日にちが書いてあり、列は午後9時から午前3時ぐらいまでの表。
それぞれの枠の中に、その時間帯の売上高が記入してあった。
どの時間帯が、という記憶はないけれど、本当に細かに記入してあった。

運転手さんが解説するには、
「タクシーは儲からない。と言うけれど、違う。記録を取って、
それをコンピューターで分析していけば良い。
だいたい月の売上が・・・、そのうち手取りが40万円ぐらいで・・・。」

「この表を見ながら、1週間前、1ヶ月前、1年前の同時間帯と比べて、
 異常値がでていたら、それには何か原因がある。前の売上が異常に高ければ、
 遠距離の客を乗せたから。それならば、今日のかせぎは、これぐらいで良い。
 無駄な動きをしたり、がんばらなくても良い。」

65歳だと言う、その運転手さん、定年まで、一時は日本一になった電器店チェーンで働き、
傾き掛けた店舗の店長を急に任ぜられて、業績を好転させたりしたそうな。
そして、60歳になってから、NHKの高校講座で、数1を勉強したそうな。
入手しやすかった「たばこのカートンケース」をノートに問題を書き写して。
一番難しかったのは、つまり、なんども書き写したのは、解の公式だったらしい。

もらった名刺を元にネットで検索したら、株式に関係する特許を取ってはった。
いや〜、すごいなぁ。と思って、乗っていたけれど、ちょっとコケタのは、
地続きだからという考え方なのか、だいたいの方向ということで走らせはったこと。
大阪市内に入る直前ぐらいで、道に迷った。最後はちゃんと着いたけれど。

会社員時代から、記録を取ること、そして、もう一つ、秘密があるとか。
それは内緒。(^_^)ゞ


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